ジスロマックを含め、多くの抗生物質の副作用で有名なのが下痢です。そして、下痢に伴うのが腹痛です。必ずと言っていいほどに毎回下痢する人もいるので、下痢が起こる理由や対処法について確認しておくことをおすすめします。
ここでは、ジスロマックによる下痢や腹痛の理由と対処法、注意点について詳しくご紹介します。
他の副作用についてはこちら
| ジスロマックはジェネリック(アジー)が安い (by 医薬品アットデパート) | |
![]() | アジー1箱 1780円 2箱 2341円 (1箱1170円) 3箱 2755円 (1箱918円) 5箱 3420円 (1箱684円) 7箱 4240円 (1箱605円) |
目次
ジスロマックを飲んで下痢や腹痛が起こる確率
ジスロマックの承認時に実施された臨床試験では、2,805例のうち、下痢は3.28%にみられました。また、実際に販売されてから使用成績を調査した際には、3,745例のうち下痢が0.91%、腹痛が0.19%となりました。
いずれも頻度は低いのですが、ジスロマックを含む抗生物質の服用時の下痢や腹痛は、一般的な症状とも言えます。そのため、下痢や腹痛が起こる理由や対処法について、あらかじめ確認しておくことが大切です。
ジスロマックで下痢や腹痛が起こる理由
抗生物質は、細菌が持つタンパク質の合成を阻害することで増殖を防ぐ薬です。結果的に、細菌が減ることで感染症が改善します。ジスロマックは内服薬のため、服用すると血液中に成分が移行し、全身へと運ばれます。そして、全身でジスロマックが作用するのです。
そのため、感染症を引き起こしている細菌以外の細菌まで抑制したり減らしたりします。細菌の中には、腸内細菌の善玉菌のように、身体に良い影響を与えるものもいます。抗生物質は、そのような細菌にまで作用するため、腸内環境が乱れ、下痢が起こるのです。
下痢が起きている状態では、腸内の圧が高まっており、詰まったり引っ張られたりしています。これらの刺激が内臓神経を介して痛みとして伝えられ、腹痛が起こるのです。
ジスロマックによる下痢や腹痛はいつまで続く?
ジスロマックの副作用である下痢は、服用から5時間以内に現れることが多いといわれています。特に、2~3時間後に下痢をすることが最も多いことが特徴です。そして、そのほとんどは翌日までに改善されます。これは、他の抗生物質と共通している下痢とは異なるメカニズムで起こります。
ジスロマックを服用後しばらくすると、他の抗生物質と同じく、良い菌まで殺してしまうことによる下痢が起こる可能性があります。このように、ジスロマックは他の抗生物質よりも早い段階で下痢が起こります。ジスロマックを服用している間は下痢が続くことになるでしょう。
また、腹痛は下痢に伴って起こるため、同じだけ続くことになります。そのため、ジスロマックの服用中は、できるだけ外出を控えたり、出先でトイレの場所を確認しておいたりすることが大切です。
ジスロマックによる下痢や腹痛の対処法
ジスロマックによる下痢や腹痛を少しでも抑えるために、次のように対処しましょう。
十分に水を飲む
ジスロマックを飲むときに少量しか水を飲まないと、胃腸が刺激されてしまいます。十分な量の水でジスロマックを飲みましょう。また、刺激を抑えたい場合は、ぬるま湯がおすすめです。
消化によいものを食べる
胃腸への刺激を受けているときに消化に悪いものを食べると、下痢や腹痛が悪化する恐れがあります。おかゆやうどん、豆腐、プリンなどを食べるといいでしょう。アルコールや刺激物、高たんぱくの赤身肉、食物繊維の摂りすぎに注意してください。
正露丸などの下痢止めを飲む
下痢になったときは下痢止めを飲みがちですが、薬選びに注意が必要です。
下痢止めには、腸のぜん動運動を止めることで、排泄を妨げるものがあります。ぜん動運動が止まると、細菌の排出が妨げられるため、場合によっては病気の治りが遅くなるのです。
そのため、ぜん動運動を止めない正露丸などの下痢止めを飲むことをおすすめします。どれがぜん動運動を止めない下痢止めかわからない場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
激しい下痢や強い腹痛の場合は医師に相談が必要
激しい下痢や強い腹痛の場合は、偽膜性大腸炎など重大な副作用の可能性があります。
偽膜性大腸炎は、抗生物質の影響で菌が死滅した結果、結腸の周りに増えたディフィシル菌によって、びらんなどが起こる病気です。抗生物質を毎日続ける生活を一週間ほど続けると起こりやすいといわれています。
ジスロマックは、予防のために飲むものではないため、期間を決めて正しく服用することが大切です。
まとめ
ジスロマックは、身体に良い菌も減らしたり増殖を防いだりするため、腸内環境が乱れて下痢が起こるケースがあります。そして、下痢に伴って腹痛が起こります。いずれも、胃腸への負担を抑える食生活や用法用量を守って服用することで対処できるでしょう。
ただし、強い腹痛や激しい下痢が起きた場合は偽膜性大腸炎など重大な副作用の可能性があるため、必ず医師に相談することが大切です。
他の副作用についてはこちら

